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ハードディスクデータ修復に関するお役立ち情報を掲載しています。
●論理障害とは
ファイルシステムの損傷や、OSの不具合、誤操作によるファイル削除など、ハードディスクに物理的な故障が発生していないにもかかわらず、データにアクセスできない状態を論理的な障害と呼びます。また、HDDの論理障害は、「論理的な障害」「ソフトウェア障害」などと呼ばれる場合もあります。
マスターブートレコード(Master Boot Record/MBR)、パーティションテーブルやブートセクタなどが、突発的なエラーや誤操作によって損傷を受けた場合、パーティションが認識されなくなったり、OSが起動できなくなったりします。
また、ファイルの管理領域であるマスターファイルテーブル(Master File Table/MFT)やFAT(File Allocation Table)が、突発的なエラーなどによって損傷を受けた場合、ファイルにアクセスできなくなるなどの不具合が生じます。
また、OSのファイルが消失したり、損傷しているためにコンピューターを起動できなくなった場合、ウィルスに感染してPCがクラッシュしたケース、また誤ってファイルやフォルダを削除してしまったケースも、論理障害に該当します。
●代表的な論理障害の一覧
- バックアップデータの損傷
- ウィルスによるダメージ
- ディレクトリ/ファイル/データの破損
- ディレクトリ/ファイル/データの消失
- ディレクトリ/ファイル/データの上書き
- パーティション操作上のミス
- ファイルシステムの損傷
- RAID構成情報の異常
●物理障害とは
ヘッドクラッシュや、PCB(HDDの基盤)不良、スピンドルモーターの不良やベアリングの焼きつき、プラッターのアライメントが狂ったもの、HDDのファームウェア不良、メディアダメージやバッドセクター、メディアの熱膨張によるオフトラックなどを物理障害と呼びます。また、物理障害は、物理的な障害、ハードウェア障害とも呼ばれます。
上記のような故障が発生した場合、HDDが異音を発する、アクセススピードが著しく低下する、HDDがスピンしない、HDDがBOISで認識されないなどの症状となります。
物理障害は、HDDを落とすなどして外的な衝撃を与えてしまった場合や、停電や強制終了などによってシステムを正常に終了させられなかった場合や、高温・多湿な環境でHDDを長時間動作させた場合、経年劣化などによっても発生します。
●代表的な物理障害一覧
- アクチュエーターの故障
- 不良セクター
- HDDコントローラーの故障
- PCB(HDD基盤)の損傷
- ヘッドクラッシュ
- モーターの固着
- ベアリング損傷
- ヘッドアンプ障害
- プラッターの損傷
- ハードディスクシステムエリアの障害
- プラッターのアライメント狂い
- プラッターの熱膨張/歪み
- メンテナンストラック障害
- ファームウェア障害
- 水没などによるプラッターの汚染
- 電源不良
- 発熱に起因するDISK障害
- 振動・衝撃による故障
- RAIDのアレイ損傷
- RAID構成情報の不良
- RAIDコントローラーの故障
- RAIDのDISK故障
●レベル1障害
軽度のOS障害、軽度のウィルス障害など、容易に解決可能な障害は「レベル1障害」です。
OSファイルの欠損や損傷によって、コンピューターが起動しなくなったケース(誤操作によって、重要なシステムファイルを削除させてしまった。
誤ったレジストリー操作によってOSが起動できなくなった等)や、軽微なウィルス障害(ユーザーデータやOSに重篤な障害を発生させないレベル)は、レベル1障害に該当します。
レベル1障害はユーザーデータの領域や、ファイルシステムに損傷が及んでいないため、大半のケースにおいてほぼ完全にデータを復元することができます。
また、上記のようなレベル1障害であれば、21,000円での復旧が可能です。
「コンピューターが起動しない症状」が確認されたからと言って、レベル1障害であるとは限りません。
ハードディスクの重篤な故障や、プラッターのダメージなど、HDDを稼動させるだけで障害が進行してしまうような物理的障害が発生している場合も、同様に「コンピューターが起動しない症状」となる場合があります。
●レベル2障害
ファイル情報の破壊/消失/異常、ウィルス障害、 OS障害などを含む高レベル障害までの技術と設備を要しない障害は「レベル2障害」です。
突発的な不具合やご操作などによってファイル情報が破壊された場合や、ウィルスによってファイルの一部やファイルシステムの一部に損傷が及んでいる障害はレベル2障害に該当します。
その他、レベル1障害以上、レベル3障害未満の障害もレベル2障害に該当します。
※消失ファイルの復旧について
誤ってファイルを削除した後に、新規にファイルを作成したり、アプリケーションのインストールを行なったりした場合、新規に書き込まれたファイルによって削除されたファイルの痕跡が上書きされてしまいます。
上書きされてしまったデータの領域は復元が不可能ですので、当社で復旧を試みた場合も完全なデータの復旧は不可能です。
また、消失ファイルのデータ領域に上書きが行なわれてしまっている場合には、レベル3障害と診断させていただく場合があります。
データを削除してしまった場合は、すぐにPCの操作を停止したほうが安全です。
●レベル3障害
論理的障害で高度な技術と設備を要するもの、時間要するもの。ファイルシステムの重篤な障害、ハードディスクの物理障害などの障害を含む、データの復旧が困難な障害は「レベル3障害」です。
誤操作などによって、広範囲のデータ領域に上書きが発生した場合や、MBR、パーティションテーブル、ブートセクター、FAT(File Allocation Table)、マスターファイルテーブル(Master File Table/MFT)などファイル管理領域に重篤な損傷が生じている場合はレベル3障害に該当します。
また、レベル1障害、レベル2障害が併発している場合にも、レベル3障害と診断される場合があります。
●レベル4障害
ハードディスクの著しいハードウェア破損を含む、データの復旧が極めて困難な障害は「レベル4障害」です。
ヘッドクラッシュや、PCB(HDDの基盤)不良、スピンドルモーターの不良やベアリングの焼きつき、プラッターのアライメントが狂ったもの、HDDのファームウェア不良、メディアダメージやバッドセクター、メディアの熱膨張によるオフトラックなどはレベル4障害に該当します。
上記のような故障が発生した場合、HDDが異音を発する、アクセススピードが著しく低下する、HDDがスピンしない、HDDがBOISで認識されないなどの症状となります。
また、HDDを水没させてしまった、火災などで燃えてしまった場合も、レベル4障害に該当します。
レベル4障害は、HDDを落とすなどして外的な衝撃を与えてしまった場合や、停電や強制終了などによってシステムを正常に終了させられなかった場合や、高温・多湿な環境でHDDを長時間動作させた場合、経年劣化などによっても発生します。
論理的な障害であれば、市販ソフトを利用することによって、データの復旧が可能となるケースもありますが、ヘッドクラッシュなどのレベル4障害は、クリーンルームなどのクリーンな環境でHDDを分解し、ハードウェア的な修復措置を実施しなければ、データを復旧することはできませんし、ファームウェアの不良や、システムエリアの不良なども、特殊ツールを用いて復旧作業を行なう必要があります。
レベル4障害が発生したHDDは、通電してHDDをスピンさせるだけで、プラッターへの損傷が拡大し、復旧の可能性が低下するケースもあることから、専門のデータ復旧業者へ復旧をご依頼いただくことをお勧めいたします。
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